2011年3月 のアーカイブ

この数日北風が吹き込んでいると心配していたら、
やはり東京とその周辺にもそれなりの放射性物質が降り注いだようです。
東京や茨木などの水道水からもヨウ素131などが検出された
というニュースは予想していたとはいえ、個人的にもショックでした。

一方、東京の街に出てみれば、道には自転車の姿がまた増えている
ような印象でした。メッセンジャーさんに聞いたところ、
時間帯によってはいままでの倍くらい自転車が走っているとのこと。

地震があった3月11日の夜は、関東地方のほとんどの電車が止まり、
多くの帰宅難民が出たわけですが、その日は自転車の売上が
すごかったそうです。深夜1時頃までお店を開けて、
在庫をすべて売り切ったお店もあったとか。
「いまいちばん安い自転車を買っていった人、栃木まであれで
帰るって言ってたよ」と友人は千代田区の自転車屋さんで
聞いたそうです。無事に着いていらっしゃるといいのですが。

そんな中、emetersユーザーの間で今話題になっているのが
こういった状況下で役に立つママチャリ(シティサイクル)。
撤去した自転車を被災地に送った自治体なども報道されていましたが、
やはり、とくに1万円を切るような激安ママチャリなどは
不具合が出るのも早いもの。たとえば地震の夜に
帰宅のために買われた自転車がどうなっていくのか、気になります。

「自分たち自転車乗りにできるのは、そういった自転車が
これからもきちんと使ってもらえるように、乗り方をアドバイスしたり
整備の仕方を伝えたりすることではないか」
そんな意見もemetersSNSの中で交わされています。

早く落ち着いて、空気や水のことなど心配せずに
自転車の楽しみや便利さを発見した新しい自転車乗り仲間と
一緒に走れる日が来てほしい……今はそう願うばかりです。

ようやく4000kmを刻みました。

IMGP0831

ペルー南部のアティコという町の手前で4000kmになりました。

前回の東南アジアの旅でも、家族のことで出発を悩んだり、

旅中に、ずっとお世話になっていた雑誌が休刊の知らせが来たり、

紆余曲折がありました。

 

しかしながら、

今回の中南米の自転車旅は

より試練を与えてくれます。

 

「神様、僕が何か悪いことしましたか?」

 

ニカラグアでは強盗に遭い、

コスタリカで家族に不幸があり、

南米ラウンドのペルーでは

東北の地震。

 

自転車旅は楽しいだけではありません。

辛い山道を上り

風にあおられ、

それでも前に進まなくてはならない。

それは理解していたつもりでした。

 

そのほかの要素で

悲しみがやってくると

胸が締め付けられる思いです。

 

4000kmで見えた景色は

またもや何もないところでした。

ちょうど、九十九折になっていて

荒涼とした岩山が見えるのみ。

IMGP0832

こんな下り坂の途中の道でした。砂丘や岩山しか見えません。

 

IMGP0834

右手はこういった景色。日が傾きかけています。乾燥地帯で木が1本もありません。

僕が刻んだ4000kmは

グァテマラの山道も、エルサルバドルの太陽の下も、

ニカラグアの牛の側も、コスタリカの緑の中も

カウントされているわけです。

 

ただ、距離をたくさん走った方が偉いわけでもない。

 

その道を、どんな気持ちで漕いでいたか。

また、今後どんな将来を描くことができるか。

 

自転車旅なんて、結局は自己満足です。

そうならないためには、発信をすることです。

 

僕は、幸せなことに

こうしてe*metersのblogを通して

発信をする場がある。

 

この後も、頑張って更新をしていくつもりです。

今の僕にはそれしかできないのです。

 

 

今回の大震災と原発事故によるガソリン不足や交通網の混乱で、
自転車利用が増えています。当然、道に不慣れな人も多くなると
思います。このemetersブログをご覧になってくださっている方は
自転車の走り方にも経験値の高い方が多いと思いますので、
ぜひまわりの方に安全な走り方を広めていただければと思います。

その際の資料として使えそうな要点メモを、
自転車ツーキニストとして有名な疋田智さんがメルマガで
発信しておられました。転載自由とのことでしたので、
ここにも紹介させていただきます。

(以下引用)——————————-

読者諸氏も、周囲に「これからは自転車通勤」という方がいらっしゃるなら、最低限、下記の注意だけは喚起していただけないだろうか。

■1.左側通行
まず断然一番目にお願いしたいのは“左側通行”だ。これはもう厳守。絶対の鉄則である。
車道、歩道は、この際、問わない。本来は車道左端が望ましいし、そちらの方がはるかにスムーズかつセーフティなんだが、車道通行に慣れない人も多いだろうし、「歩道が安心」という悪しきイメージは、なかなか抜けない(それがどんなに間違っているとしても)。
だから、今はまだ、車道と歩道については、道路状況に応じて、臨機応変に選んでいただいて構わないと思う。しかし「左」だけは守る。
この左側通行の遵守だけで、自転車のリスクは半減できるはずだ。そして、現在、R-246などで起きているカオス(混沌)も、かなりの部分、回避できるはずなのだ。
繰り返し強調しておこう。
自転車は何としても左側通行。これだけは是非、心よりお願いしたい。
そして、このメルマガの読者諸兄にお願いしたいのは、前から走ってくる(つまりは右側通行の)馬鹿者自転車、あ、いや、無知自転車に「自転車は左を走りましょうー♪」と、優しくアピールしていただきたいということだ。
これはそのまま混乱回避に繋がる行為であり、巡り巡って、東北の方々を助ける行為であるとさえ思う。

■2.信号を守る
何を当たり前のことを、といわれるかも知れないが、思いの外、守られていないのがこれだ。自転車は歩行者と似たようなもの、というイメージが抜けないのだ。
信号遵守。当たり前だが、これまた鉄則である。
あと、二段階右折も守ろう。これも法律でそう決まっている。

■3.飲酒運転をしない
これまた当然のことではあるんだが、自転車も飲酒運転はダメだ。飲んだら乗ってはならない。ときどき地方に行くと「(クルマの)酔っぱらい運転はダメだから、自転車にしたよ」などという人がいるが、まったくの誤認識である。
自転車であっても、飲酒運転は道交法違反だし(完全に赤切符)、なにより危険だ。
首都圏がこれから自転車で過密状態になることが予想できる今、飲酒自転車運転に、寛容になってはならないと思う。

■4.夜間無灯火をしない
これは思いの外重要で、夜間無灯火こそが、夜の事故の主因となっている。
乗っている自分は見えているつもりでも、他者から自転車が見えない。自転車灯火の意味とは、他者から認識してもらうのが一番手、自分の道を照らすのは二番手、なのである。
現在は電池式の明るいLEDライトが、非常に安く出回っている。これならばペダルも重くならない。エネループなどの充電バッテリーと併用すれば、ランニングコストなど、ほぼゼロだ。

■5.歩道はあくまで歩行者優先、その上で徐行
そして、もうひとつ、歩行者への気遣いだ。
特に慣れていない人にとっては、道路状況などやむを得ない事情で、歩道を走らざるを得ないこともあるだろう。しかし、その際は決してスピードを出してはならない。暴走などもってのほかで、歩道はあくまで「走らせてもらっている」立場なのだ。
歩行者にドケドケとばかりベルを鳴らす、なんてのも論外だろう。
追い抜く時は「すいません」と声を掛ける。何かあったら即座に停まれるようなスピードを保つ。
歩道には、お年寄りや、子供、ベビーカー、車椅子、白い杖など、多数の交通弱者が存在する。決して彼らの安全を脅かすようなことがあってはならない。

■それともうひとつ
交差点ではどうするか? 車道の左端ってどこのこと? どう走ればいいの? と、自転車の車道走行ルールについて、様々な質問も戴く。
このメルマガの読者諸兄にも、周囲からそういう質問を受ける方も多いことだろうと思う。
それぞれ場合分けをして、詳しく述べていったりすると、極端な話「自転車の安全鉄則」などという一冊の本ができてしまうわけで、分かりやすく、一言でいおう。

自転車の車道でのルールは、原付とほぼ同じである。

つまり原付バイク(←考えてみればヘンな言い方)でやってはならないことは、自転車でもやってはならないということだ。
周囲に聞かれたらこう答えて欲しい。「原付バイクで考えてみれば、逆走や信号無視、傘差し運転ほか、“ダメ”なのは当たり前でしょ。自転車でも同じよ」と。

■停電のリスク
そしてもうひとつ、関東の計画停電がこれからやってくる。
光っていない信号機に巡り会うことも、これからは多々あるはずだ。交差点では常に徐行、光ってない場合は必ず停まる、そうした配慮も必要になってくるのだろう。
しかし、これに関しては、私にも経験がないので分からない。

(以下ここまで)————————–

私たち自転車走行に比較的慣れている人でも、
停電で信号が消灯していたり、ふだんない場所にも渋滞が起きていたり、
なにより私たち自身が気がせいていたりすることで
いつもよりもリスクが高くなっていることも頭においておければと
思います。

私も今日自転車で都内ででかけます。
みなさん気をつけていきましょう!

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で
被災された皆様、そのご家族、関係者の方々に、
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

DESERT RIDE。

2011年3月7日 月曜日 by akikazoo
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延々と続く砂漠。こちらは夏なので、日差しも強く。乾燥しているのでノドが乾きます。

うって変わって

現在は地球の裏側。

 

南米大陸のペルーという国に着きました。

首都リマから南へ伸びる国道(パンアメリカナ・スル)は

海岸性砂漠気候で、砂丘の中を突っ切る道と

なっています。

 

砂漠の中のe*metersの写真は

世界初の試みではないでしょうか?

 

まさか、こんなところで

距離をカウントするとは思いもしなかったでしょう。

 

IMGP0253

山下晃和に買われてしまったe*metersも不運です。地球の裏側に持っていかれるとは。

こんな砂漠が続く道では、

メーターが無いと、命取りになります。

 

 

次の町まで、あと、どれくらいなのか。

 

 

スピードがどのくらい出ているのか。

 

 

それによって、日没までの残り時間でどれくらい進めるのか。

 

 

水がどれくらい必要か。

 

 

細かい計算をしながら、漕ぎます。

気にしない旅サイクリストも多いのですが、

僕の場合は、計算をして、次の町まで着けるように

しています。

 

安全第一。

 

最後にペルーの料理。

Bistek a lo Pobreというもの。

牛肉、目玉焼き、ご飯(ハート型でカワイイ)、バナナの揚げたもの。

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安くて美味しい。ペルー料理は種類も豊富で飽きません。しかもご飯が主食で嬉しい。

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