いま、毎日ツール・ド・フランスを観ています。
サイクルロードレースを観るようになって3〜4年目なのですが、
ここまでこのスポーツにハマったのも、emetersがきっかけでした。

テレビの前に陣取り、雑誌とネットと首っ引きで観戦中。
それまでもチラチラと見てはいたんですが、初心者に
よくあるように、先行して逃げている集団がいるのに
なぜか後ろの選手が真剣に追いかけないとか、
自転車レースの仕組みがよくわからないでいたのです。
そこで助けられたのがemetersの中のロードレースを見ながら
チャットをしようというコミュニティ。
みなさんからいろいろ学んで、今日に至ったのです。
今思えば、これはほんとにありがたかった。

おともは、往年の名選手のマグカップに紅茶をなみなみいれて。イギリスの定番お菓子、ジャムタルト。
ツールもそろそろ終わり。
あさってには華やかにシャンゼリゼでのゴールに突入です。
楽しみなような、寂しいような気分です。
毎日猛暑ですね。
僕にとって1年で1番好きな季節です。
うだるような空気、
汗をかく毎日、最高です!!!
ラテンアメリカの情熱的な
半年間をすべてまとめた
雑誌ができました。

メキシコの国道。オアハカ州からチアパス州に入ったところ。
帰国してまもなく撮影、原稿、撮影、原稿と
頑張ってきて
ようやく形になりました。

こちらが表紙。久々に表紙モデルもしてます。
旅で持っていったすべての道具。

たとえば、軽量テント、シュラフ、マットのことも詳しく。
キャリアへの積み方。
各国の印象。

砂漠と海しかなかった地域のこととか。
ブログではお伝えできなかった数々の秘話を中心に
赤裸々につづっております。
もちろん、e*metersのことも。
ぜひ、書店にてお買い求めください!
もしくは、インターネットで。
アンカーの水色MTBで五島列島 フェリー輪行トリップ記事も
ありますよ!
少し前に、emetersで知り合ったお友だちから
MTBを譲っていただいたことを報告しましたが、
そのバイクをこちら英国に持ってきて組み立て直し、
今日近所に走りに行ってみました!

ふだんのロードバイクやクロスではなかなか入れないオフロードに飛び込んでみました!
いや〜、た・の・し・い、です。驚きました。
いまの場所に住んで5年目ですが、ロンドン近郊とはいっても
もう牧場や森などが多いエリアなので、MTBで走れるところが
あるのは地図などで見ていちおうは知っていました。
でも、こんな楽しいことだったとは!

自治体が整備しているオフロードの自転車ルートを今日は走ってみます。

鬱蒼とした森の中を通って……。

高速道路を越えると、近いのに完全に知らないエリアに。子どもの頃、ちょっと遠い公園に遠征したときのあのドキドキ感!

きれいな池に出ました。地元のオーク樫を使った手掘りのベンチがすてき。こんどは本とお弁当を持って読書に来よう。
ダイビングを始めたとき、地球上には陸上以外のもうひとつの
大きな部分があるんだということを実感して感動したけれど、
MTBもそれに近いですね。自転車には舗装路以外にも
もうひとつ大きなフィールドがあるんだ、と思い知った感じです。
emetersによると、今日走った距離は9.24km。ゆったりタラタラ、
リスや鳥を見ながらのまさにおさんぽ系のライドでした。
これも楽しい!! はまりそうです。
とうとう梅雨明けしましたね。
TOKYO。
さて、TOKYOと言えば
同じチャリメンズであり、
モデルであり、俳優であり、
TOKYOを駆け巡るメッセンジャーである
南秀治クン、通称BAMBIクンから
CMWC2011 参戦の旨を連絡もらいました。

さわやかなイケメンであり、静かな闘志を燃やすこの男に注目。
CMWCとは、
Cycle Mssenger World Championship
の頭文字であり、
和訳すると、自転車メッセンジャーの世界大会な訳です。
09年にはTOKYOで行われたため
記憶に新しいと思いますが。
彼はこの大会に向けて、常用しているe*metersをそのまま
もっていくようです。
場所はポーランドのワルシャワ。
さて、今回は彼のマウントの仕方が
面白かったので、一つ教えてほしいと依頼したところ
レポートいただきました。
e*metersをステムの前に付ける訳は、
ステム横に付けると、
ステム横に手をおく、ハンドルの真ん中のリラックスしたポジションをとりづらくなる。
ハンドル全体を万遍なくつかいたいので、ほかの場所も必ず手をおくので
e*metersが邪魔になってしまう。
走行中に確認するには、よりセンターへ、かつ、前方にあるほうが、
視線移動が少なくて済むので安心です。
たとえば、
ツールドフランスなどでも、ステム上だけでなく、
ステム前方にあるのをよくみかけて、
ルックスも低く、スマートに収まって、
なんとなく空気抵抗も減らせそうなのが気になっていました。
単純にサイクルメーターマウントなどを探したものの、
ライトなど、ほかのオプションもつけられるように、
大ぶりで重い、大袈裟な物が多くて困っていたところ、
他社メーカーのオプションパーツに樹脂製の軽くて安いマウントを発見。
多少加工しなきゃならない事も考えたけれど、
意外にフィットしました。
少しムリやりだけど、収まりはほぼ求めていた通り。
固定力はもう少し上げたいところだけど、今のところ十分。
というか、多少の遊びがないと、メーター本体のつけはずしが面倒なので。
コードは、ハンドリングの邪魔にならないように、
フロントのブレーキアウターに巻きつけて這わせ、
センサー取り付けは両面テープを保護の為に使いつつも、
フォークに空いたスリットを活用し、タイラップで二箇所とめたら見た目にも、スッキリ収まりました。
また、フォークの肩のところで、コードをもう一箇所とめてます。
これで、外れたり断線したりすることはなさそうです。
実用性と見た目にしつこくこだわってみました。
とのことです。
実は、僕も海外旅の際
ライトやフロントバッグ等を付ける際に困っていました。
彼のストリートな見た目にこだわるところは
参考にしたいところです。
こちらがサイドから見たところ。
カーボンフォークにこのようにタイラップ2本をうまく固定させています。
上から見た図。かなりスッキリしてますね!参考にしたいところ!
ブレーキケーブルに綺麗に這わせてあります。
ステムの前部に収まっていて、非常に美しいですね。
一番付けるのが大変なフォーク側。カーボンフォークにもきちんと付いてます。
彼のこだわりは素晴らしいの一言です。
雑誌記事の取材で、岐阜県は飛騨古川に行ってまいりました。
今回のお供は、DAHONからお借りした、Mu SL。
8.8kgという軽さが魅力の折り畳み小径車です。

飛騨古川は町屋と蔵、水路と鯉の趣のある町。小さいので自転車で回るのにぴったり! emetersもつけてます。
お借りした自転車ではあるけれど、せっかく走るのだからと
emetersをさっそく装着! ちょっとの距離も自分のグラフに
反映させたい、emetersユーザーならではの切実な願いですw
飛騨古川では、「飛騨里山サイクリング」というサステイナブル&
地元密着型の自転車ツアーサービスで、
町のすみずみまで見どころを案内していただきました。

「飛騨里山サイクリング」のみなさんに、サイクリングツアーをお願いしました。指差す先には乗鞍の稜線が! ●飛騨里山サイクリング www.satoyama-cycling.com

日本の原風景!と感動したのが古川からも近い「種蔵」という集落。こんなところも自転車で。
最近ますます信念のようになってきているのですが、
旅は自転車が一緒だとダンゼン楽しくなる気がします。
効率よく移動できるというだけでなく、
その町や土地の成り立ちをいちはやくつかめて、
起伏を含めて風土も感じられる。これが楽しい〜のです。
次はどこに自転車を持って行こう?と考えています。