2012年8月 のアーカイブ
自転車好きは大きく分けると、
(1)レース方向に行く人
(2)ツーリング方向に行く人(akikazooさんはココ)
(3)自転車をいじる方向に行く人
に分けられるのかなぁと思います。
もちろん、それぞれ純粋という人は少なくて、
誰でも1〜3の要素は持っているわけですが。
わたし自身は(2)と(3)半々かなぁという感じ。
というわけで、また自転車を買ってしまいました……9台目。
そろそろ1台手放す予定ではあるのですが。
というわけで、さっそくemteresをつけてみることに。
以前にもつけかたをご紹介したことがありますが、
今回はヴィンテージバイクということで少し違うかな、と。

これが今回の新入りさん。1982年頃のいわゆるヴィンテージバイクです。まだハンドルバーなどこれから交換する予定なので、バーテープがちぎれていますが、目をつぶってください。

用意したのはこちら。他の自転車から外したものは、もういちどフォーク接着面に両面テープを貼って準備します。

スポークに、ホイールの回転を伝えるための磁石をとりつけ、その磁石とすれすれになる位置にピックアップ端子が来るように確認。

ピックアップ端子をタイラップできちっと固定したら、コードをフォークに沿わせて上へ。

コードの余り具合は、ブレーキのアウターケーブルにクルクル巻きつけて調整、タイラップで抑えます。わたしのフレームは極小なので、ご覧のとおりかなり余ります(^_^;)

台座をハンドルバーにネジで固定したら完成!

遠目に見るとこんな感じ。ノンエアロのブレーキワイヤーが目立つヴィンテージスタイルにも意外にしっくり収まりました。
慣れれば、所要時間は15分程度。簡単です。
emetersのついていない自転車で遠乗りする気はしないので(^_^;)
まだこの自転車ではほとんど出かけていませんでしたが、
さっそく明日のロンドンのクリティカル・マスには
これで行ってこようと思っています♪
日本の夏も終盤。
秋の気配が漂ってきました。
僕は、撮影に原稿に
東奔西走という言葉がガッツリ
ハマる毎日です。
そんななか
MTBのほうを
家の中で保管することにして、
ツーリング用自転車と乗り換えて
いるのですが、
Yokoさんの悲しみが
非常にわかる出来事が。
そう、メーターを付け忘れて
出発してきたときの
悲しさといったら。。。

家の中に保管したほうがなんとなくパーツが悪くならないような。
あとは、メーターとマウントする
金属面もたまに磨いてやらないと
反応しないときがあります。

走ったのに距離が加算さらにと、絶望すら感じますね(笑)。電車で駅を寝過ごしたときのショックに近いです。
乾いたぞうきん等で
こまめに磨いてあげましょう。
そうすると、
メーターの機嫌がよくなりますよ。
またやってしまいました。
昨晩、元気に40kmくらい走ったのですが、
人と一緒だったのと、夜だったのでまったくemetersを
見ずに軽快に走っていたのですが、家に着く直前に、
メーターが動いていないことに気づきました Σ(゚д゚lll)ガーン
じつはよくやるミスではあるのですが。
emetersは、前輪のスポークにつけた小さな磁石が
前輪のフォークに装着されているピックアップの
そばを通るたび、「ホイールがいま1回転しました」と
カウントをすることで走行距離や走行スピード を計算しています。
でも、この小さな磁石が、自転車を家の中で動かしたり
しているうちに、クルンと違う方向を向いてしまったりすると、
もう前輪の回転を検出できなくなってしまうのです。
昨日もそれ。見事にあっちの方向を向いていました……。

前輪につけている小さな磁石がこれです。家の中や駐輪場でゴソゴソ自転車を動かしているときに、何かに触れてあっちの方向を向いてしまうことがあります。
というわけで、しばらくemeters SNSサイト上の
自分のグラフが真っ白で、悲しい気持ちです……。
今日は走れるかな?
最近のロンドンでしばしば行われるようになってきているのが
メモリアルライドとヴィジル(追悼集会)です。
自転車に乗っていて交通事故に遭い、命を落とした人の
ニュースが流れると、掲示板やFacebookなどで誰からともなく
メモリアルライドが呼び掛けられるのが習慣になってきています。

自然発生のライドなのでいつもは勝手に走っているのですが、オリンピック期間中だからか、今回は呼び掛けに気づいた警察から自転車警官がくっついてきました。いちばん左に見える女性は、緑の党のロンドン市長候補ジョーンズさん。
自転車に乗っていた人が亡くなったり大怪我をしたりするのは
そのほとんどが自動車との接触が原因です。道路が
自転車が安全に走れるように配慮されていないのも大きい。
そこで、もうこれ以上犠牲者を出さないためにも、
なるべく大勢が集まり、問題に光をあてていこう
という自転車乗りたちの意思表明でもあります。
つい先日も、オリンピックパークのすぐそばの大きな
交差点で、28歳の男性がオリンピックの取材メディアを
載せたバスに巻き込まれて亡くなりました。
その彼のためのヴィジル(vigil 追悼集会)をしようと
いう呼び掛けを見つけたので、行ってきました。

事故現場のすぐ脇の歩道に集合。奥にはオリンピックパークの何かの会場があり、時折ワーッと盛り上がる声が聞こえてくる近さ。ひっきりなしにスタッフを載せたオリンピック用の二階建てバスが通る。

この日、現場には真っ白くペイントされたGhost Bikeが設置されました。Ghost Bikeは自転車に乗っていて亡くなった人を悼み、事故の悲惨さを伝えようとする世界的なムーブメントです。
オリンピックに合わせて交差点の改修がされた際、
それまではあったバイクボックス(自転車が車列の先頭で
待つために線で囲われたスペース)が消されたなど、
自動車優先の作りになったのが今回の事故の
原因のひとつだという声も上がっています。

「Freedom(自由)」という文字を使った、ロンドン市交通局による「もっと自転車に乗ろう」という啓蒙ポスター。
ロンドン市は市民に自転車の利用を熱心に呼びかけています。
でも、呼び掛け自体はいいのだけれど、
自転車に危険な道路を変えていく努力をもっともっと
してもらいたい。道路が安全なら、ほっておいても
多くの人が自転車を選び始めるだろう。
日本は人口規模で単純に比較すると、イギリスの倍以上
自転車に乗っていての事故で亡くなっているそうです。
日本でもこういう動きを作れたらいいなぁと思います。
前回は、ロードレース男子の様子をお届けしました。
今回は、中3日(女子は中2日)を置いて開催された
個人タイムトライアルの報告です! タイムトライアルのコースは日常的に使っている道が
ずばりコースに選ばれたので、これまたファンとしては興奮!
先に開かれた女子タイムトライアルから観てきました。

英のエマ・プーリー。とても小柄な選手なので親近感。メダル候補のひとりでしたが、惜しくもメダルには届かず……。
29kmを走り切る女性の姿に、ただただ圧倒されました……。
もっと女性のサイクルレースも見なければ!
ツール・ド・フランスで優勝した英のウィギンスがとるのか、
ケガを抱えつつも王者のカンチェラーラが意地を見せるか。
それとも先輩を乗り越えることに燃えているだろう英の
クリス・フルームがどんでん返ししてくれたり?
などなど、ドラマに期待が+(0゚・∀・) + ワクテカ +です。

まずはフミ、キター! 日本の別府史之。暫定一位が長かったのも嬉しかった。

今年、ノリに乗っている英ブラッドリー・ウィギンス! 気合の入り方が半端じゃないのがビリビリ伝わってきました。

カンチェラーラ! でも、正直あのオーラが出ていない走りでした。ケガした腕が痛かったんだろうなぁ……。
独トニー・マルティンに40秒の差をつけての圧勝!
今年のウィギンスは本当に他とレベルが違うところにいる印象です。
もちろん地元イギリス人たちの盛り上がりも別格!
そこに混ざって、お祭り騒ぎを楽しめました。
まだいくつか路上の応援ペイントが残っていました。

出かける途中に見つけたウィギンス応援ペイント。ウィギンスの愛称「WIGGO」の最後のOが車輪になっています。

最後の登り坂の頂点そばにあった「GO FAST PHIL」の文字。
この「GO FAST PHIL」の手前に数百メートルずつおいて2箇所、
「PHIL」だけのペイントが あったんです。
登り手前と登り途中で2回呼びかけて、最後の登りで苦しみつつも
さあこれから長い下りで飛び出すぞというときにこのメッセージ。
きっとペイントした人もサイクリストなんだろうなぁと思わされるたくみな応援でした。